
令和7年度
加茂商工会議所青年部会長
鶴巻 諒平
Plus Ultra
~行け、見ろ、感じろ~
加茂市は消滅可能性自治体に該当しています。人口が減り、若い人たちが減れば事業所も無くなります。今のまま何もしなければ加茂市は消えてなくなります。
加茂には世界に伝えきれていない魅力的な部分があります。私たちは加茂の素晴らしい部分を全て知り尽くしたうえで、より魅力ある都市へと変えなくてはなりません。それが青年経済人である我々の使命です。加茂が今よりも魅力的な場所にするために我々は自分自身を変える必要があります。最新の知識を得て、最新の技術に触れて常に時代の最先端にいるべきです。
その手法を知るために、我々は井の中の蛙のままではいけません。加茂の中にもまだまだ学べることは多くありますが、狭いコミュニティにいるだけでは学べることには限りがあります。多くの自治体や青年団体が行なっている活動に目を向けて、井の中を飛び出して大海を知りに行きましょう。
自身の見聞を深めるために、多くの人と交流をして、考えの違いを体感して世界の広さをその身で感じ取りましょう。そのために、県連事業、ブロック大会、全国大会といった大きな規模の事業へ共に参加しましょう。新潟県の各地から、北陸信越の各地から、全国の各地から来る青年経済人の持つ熱意と行動力に圧倒されてください。その経験が大きな成長に繋がります。
自身がただ学ぶだけでなく、今度はその得た知識と技術を自社業に還元しましょう。学び伝えることを繰り返すことで常に加茂YEGメンバーは最先端の知識と技術を得た青年経済人へと成長できます。
そして加茂市と加茂YEGを他の都市や青年部の行なってきた活動と比較検証して今抱えている問題に気付きましょう。そのための勉強会を開催し、自身が得た情報をメンバー間で共有し、絆をより強める例会を開催してください。その中で問題をすぐに解決できると解れば速やかに実行しましょう。何故加茂市が他の市町村と比べて魅力が足りないのか、何故加茂YEGは存続の危機にあるのか、その問題点が自ずと見えてきます。見えてきた問題を解決するために知恵を出し合い、より良いまちづくりに貢献してください。それが巡って自己研鑽に繋がると確信しています。